優秀な技能工の育成・確保は、われわれ躯体工事業者にとって永遠のテーマです。

事業報告(27年度)

平成27年度事業報告に関する件 (一社)日本建設軀体工事業団体連合会

平成27年度の建設業界は、東日本大震災の復興工事や国土強靱化事業の需要増加により、平成22年度を底に回復基調に転換しつつあり、健全な建設産業を構築する年度でもありました。
しかしながら、専門工事業者に於いては、若手入職者の減少から建設生産を担う技能者不足や高齢化が進み深刻な問題が発生致しました。
また、社会保険未加入者は就労出来ないと言う環境となって参り困惑の状況となりました。当連合会と致しましても「建設業の魅力を強化し、夢と希望を描ける環境の実現に向けて多くの課題に挑戦致して参りました。
大きな特徴と致しましては、構成団体が各地に於いて、小中学校や工業高校等で出前講座を開催し、躯体の知名度を上げたことは大変有意義なことでありました。
当連合会恒例の「全国とび・土工工事業経営実態調査」も実施し、実態を精査致し各関係団体や官公庁へ配布し好評を頂きました。
その他、東京躯体組合と共同で開発された「鳶土工従事者適正賃金の検証と提言」の後、「コンクリート打設にかかる公的資格」の設置についても研究を進めております。
当連合会の重点課題であります「登録鳶・土工基幹技能者講習」も順調に推移し、今年度は新規講習修了者401名、更新講習修了者299名を輩出致しました。

※主要活動は以下の通りです。

  • 標準見積書の活用で適正契約
  • 2次・3次業者へ社会保険加入促進
  • 富士教育訓練センター建替資金の協力
  • 建設技能者の処遇改善
  • 将来の担い手確保と育成の取組
  • 北陸支部の設立準備室の設置
  • その他定款に定める事業の推進

1.経営合理化に関する事業

1)適正な見積もりにより適正な契約の促進。
  1. 公共工事設計労務単価上昇分の確保
  2. 標準見積書の活用により法定福利費の確保
  3. 第14回「全国とび・土工工事業経営実態調査」(助成事業)の実施

全国各地区構成団体の会員企業の経営実態調査を行い、とび・土工工事業者の現状と相互間の情報を密にし、また行政・ゼネコン団体、関係団体に謹呈して業界の啓蒙を図りました。

2.施工に関する事業

  1. 資格取得の支援(富士教育訓練センターの利用)
  2. 施工現場見学の実施
  3. その他

3.教育に関する事業

1)会員企業の階層別・職種別教育の啓蒙と実施
  1. 新入社員教育(マナー・コミュニケーション・建設基礎知識他)
  2. 初級管理者教育(コンプライアンス・マネージメント・原価管理・部下の育成他)
  3. 管理職教育(管理者に必要な条件・企業倫理・リスク管理他)
  4. 技能・技術者の技術向上教育等
  5. その他

4.「登録鳶・土工基幹技能者講習」

※26年度に引き続き当会の最重点事業に位置づけ(一社)日本鳶工業連合会と連携して登録基幹技能者の増員を図りました。
※会員団体のトレーナー(講師)の再教育及び新規のトレーナー教育を実施して各地区の講習会の円滑化を図りました。
※「登録鳶・土工基幹技能者講習」は、「日本軀体」「日鳶連」の会員以外の受講者企業へ登録講習の広報並びに各構成団体への加入促進を図りました。

登録鳶・土工基幹技能者講習 新規講習実施状況(日本躯体)

登録鳶・土工基幹技能者講習 更新講習実施状況(日本軀体)

平成25年度   8会場  修了者  497名
平成26年度  13会場  修了者  259名  
平成27年度  16会場  修了者  298名  合計  1,054名
3月末更新率 80.3%

※「登録鳶・土工基幹技能者更新講習」については、着実な広報体制により、確実な受講を推進し受講漏れを防止する。
※会員団体のトレーナー(講師)の再教育及び新規のトレーナー教育を実施する。

5.「技能五輪全国大会」

27年度は12月4日(金)~12月7日(月)(千葉県千葉市 幕張メッセ他)迄4日間行い、とび職種競技の検定委員として宮崎佳巳氏(東北軀体)、福井正人氏(中国軀体)が参加致しました。

6.労務管理・安全衛生環境管理(労働災害防止活動)に関する事業

1)安全衛生管理は、生命と健康の価値観が高まる中で、企業が存在して行くための必要絶対的条件で、その周知徹底を図って参りました。
  1. 安全衛生の確保・環境の保全・雇用管理の充実
  2. 「リスクアセスメント」の啓蒙及び研修会の開催
    建設現場に潜む危険を事前に発見し、除去し安全な作業環境の整備。
  3. 「第12次労働災害防止計画」(建設業は第7次平成25年4月~平成30年3月末日となる)に参画し、広報活動を行いました。
  4. 「第52回建災防全国大会」は平成27年9月10日(木)~11日(金) 大阪国際会議場に参加しました。
  5. 「平成27年度 建設殉職者慰霊法要」
    高野山 清浄心院 集合(H27.9.4(金)午後5時)
    慰霊法要 慰霊碑前  (H27.9.5(土)午前10時~11時)
    「土木建築殉職者之墓」を建立してから本年で40回目の慰霊法要を開催し現場での無災害を訴えて参りました。

7.福利厚生に関する事業

  1. 法定外労働災害保険制度加入促進(建団連共済会)
  2. 「日本建設工事業厚生年金基金」加入促進(日鳶連と連携)
  3. 「建退共制度」への加入促進
  4. その他

8.広報・啓発に関する事業

  1. 会報の発行(軀体四季報 年2回)
  2. 各種情報の収集及び、その啓蒙と周知徹底を図る(特に登録基幹技能者制度
    の周知)
    ※「登録鳶・土工基幹技能者講習」ホームページで紹介
  3. 日本軀体ニュース(職人通信)として、経営学博士 天本 武 氏による時事問題等の解説を月1回の割合で発刊致しました。
  4. 各種表彰についての積極的な対応と支援を行いました。(国交大臣、顕彰、表彰、褒章、勲章等)

9.連合会の活性化ならびに組織拡大に関する事業

  1. 各委員会活動の活性化推進に努力致しました。
  2. 各構成団体の新規会員の加入促進に向け情報提供の実施。

10.その他本会目的達成に必要な事業

創立40周年(平成27年)記念誌ビルドアップを発刊。

お気軽にご連絡ください TEL 03-3972-7221 営業時間:9:00〜17:00 (月~金)

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